『ロッキー』を見た
・2年ぶりに音楽ブログを更新した。2013年年間ベストハロプロ楽曲。
http://taktdays.seesaa.net/article/385598162.html
昨年のハロー!プロジェクトの楽曲の中から好きなのを5曲選びました。
seesaaブログがとにかく使い勝手は悪いし重いしでどうしようもない。
音楽ブログの方もはてなに引っ越ししようかと考えている。
・錦糸町シネマズ楽天地にて映画『ロッキー』を鑑賞。
新・午前十時の映画祭にて。
いや本当になんだろうかねこの変な映画は。スタローンのPVか何かなのか。
もそもそと滑舌悪く喋るスタローンのキャラだけでも笑えるのに他の登場人物たちもみんな面白キャラ過ぎて全く話に集中できない! 70年代のフィラデルフィアにはバカとクズしかいないのか!
この映画っていうのはつまり、クズであるロッキーが頑張って勝利を掴もうとする姿を周りのクズな人間たちが応援するっていう「クズの英雄譚」なわけで、出てくる人間みんなクズだからみんなが主人公のことを応援する、対戦相手ですらただボクシングが強いってだけのクズ野郎だから最終的には主人公に敬意を表する、だから悪人が一人も出てこないんだけどそのくせやたらヒロイックなカタルシスが強いという非常にへんちくりんなクライマックスになってるのよね。
変だなあ、しょうもねえなあ、って思いながら結局ラストシーンで泣いてしまうのはやはり見てる自分自身も、クズだからなのか。
認めたくないなあ。
・ヒューマントラストシネマ有楽町にて映画『ソウルガールズ』を鑑賞。
楽しい映画だった。
2012年に製作されたオーストラリア映画で、実在したアボリジニ(オーストラリアの先住民)初のガールズコーラスグループがモデルとなっているそうだ。
事前情報から『ドリームガールズ』みたいなショウビズ・サクセスストーリーなのかなと思っていたら全然違っていた。
歌手を目指している4人のアボリジニ女性が落ちぶれた白人ミュージシャンに見出され戦時のベトナムへ慰問ライブツアーに行く顛末のみが描かれていて、有名になるだとか成功するだとか諦めなければ必ず夢は叶うだとかそういうあれではないちょっと軽めのハートフルコメディ。
もちろん、白豪主義やらレイシズムやらが描かれていたりベトナム戦争まっただ中だったりしてシリアスな背景で物語が進んでいくんだけど、感傷的な雰囲気にはほとんどならない。
あくまで4人の友情や恋愛がメインの、カジュアルな余韻にひたれるポジティブな映画だった。
半ミュージカル映画と言ったノリで、とにかく4人がソウルやカントリーの名曲をここぞとばかりに歌い出すので非常に耳の保養になりました。もうちょっと口パクを上手く合わせてくれたら尚良かったんだけどな…