『リオ・ブラボー』を見た
・MOVIXさいたまにて映画『リオ・ブラボー』を鑑賞。
新・午前十時の映画祭にて。
1959年公開の西部劇。
そういえば西部劇なんて今までまともに見たことなかったなあ。
や、タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』ってあれ一応西部劇か。
北米の映画ファンは本当に西部劇が好きだそうで。
特に『夕陽のガンマン』とか『荒野のガンマン』とか『荒野の用心棒』とか『続・荒野の用心棒』とか『夕陽の用心棒』とか『新・夕陽のガンマン』とか完全にそれ混乱させようとしてるだろっていう邦題がついている60年代後半のイタリア製西部劇(日本だと「マカロニ・ウェスタン」って呼ばれてるけどあっちじゃ「スパゲッティ・ウェスタン」らしい)が人気で、へーそんなに面白いのかな、俺も見てみたいなあなんてずーっと思ってはいたものの完全にそれ混乱させようとしてるだろっていう邦題がついてるせいで視聴に二の足を踏んでいました。
今回の『リオ・ブラボー』はそんな完全にそれ混乱させようとしてるだろっていう邦題の作品群が製作される数年前に公開されたハリウッド製の西部劇でして当時の西部劇俳優の代表格であるジョン・ウェインが主役。
完全懲悪でドンパチあり友情ありラブロマンスあり娯楽映画なんだけど、なんというか全体的なテイストがのどか、のどかというかノンビリしていて、うーん、初めて見る西部劇これで良かったのかな? 敵が弱いし主人公も強そうじゃないしそもそも早打ちとか決闘とかそういう要素ほとんどねえし、選択肢間違えちゃったかなとも思いましたがまあ総合的には結構楽しめたのも事実です。
登場キャラがいいですね。ハードボイルドなオヤジ保安官、アルコール中毒の保安官助手、足が悪くて口数が多いじいさん、凄腕のイケメンルーキー。
男4人がイチャイチャしててとてもいいです。
BL的要素、あると思います。
ヒロインが絶妙に面倒くさい性格なのも含めてBL的です。
お話は盛り上がりにかけるし演出もダラーっとしてるのですが、男4人の日常系西部劇という観点から見れば非常に愛せます。
『りおぶら!』ってタイトルでリメイクすればいいんじゃないでしょうか。
ササキは特にアル中保安官助手のディードの可愛さにやられました。敵にボコボコにされたりそれでイジケたり人質になったりと素晴らしいボンクラっぷり。活躍したらしたで保安官に「やったぜ、俺やったぜ」と満面の笑顔を向ける様はまるで子犬のようでした。
あと、凄腕イケメンルーキーの彼が普通にイケメンでカッコいいですね。ディードと違って全くボンクラ要素がないのが良い。萌える。
主人公のジョン・ウェインは、うん、なんか演技が上手いんだか上手くないんだかわからないところも含めてハードボイルドでした。
・グラミー賞のダフト・パンクのライブ!
Daft Punk, Pharrell Williams & Stevie Wonder ...
話題になってたので。
ファレルの笑顔が超可愛かったり、スティービー・ワンダー最近はこんな佇まいなんだ…とか思ったり、ダフト・パンクの右の人が完全にフェンシングやりそうだったり見どころ盛りだくさん!