Prizmmy☆の「Dance Away」って曲が超かっこいい

マイティ・ソー』のDVDを見た。

現在公開中の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の予習として。

荒くれ者すぎて全く感情移入できないでことでお馴染みのゴッド・ヒーロー、マイティー・ソーが、弟に裏切られたり地球でちょっとした恋をしちゃったりして改心し、王様にふさわしい感じの男になるまでを描いた恋に仕事に大忙しのサクセスストーリー!

でも本作の後日譚である『アベンジャーズ』でとても改心したと思えない荒くれ者ぶりで社長やキャプテンたちと喧嘩をしたりするので、本当にやんちゃな心を改めたのかは眉唾もの。

シェイクスピア俳優であるケネス・ブラナーがメガホンを取ってたり浅野忠信がソーの遊び仲間役で出てたり(特に活躍はしねえけど)と、なぜ?と思うような微妙なフックが随所にあってそれなりに楽しめました。ホーク・アイも出てくるし。(結局弓矢一本も打たねえけど)

ロキは最初っから可愛かった!

 

Prizmmy☆のニューシングル『Butterfly Effect』に収録されているカップリング曲「Dance Away」が超かっこいい。


Dance Away(2/5発売 Butterfly Effectカップリング) Dance Practice ...

表題曲の「Butterfly Effect」こそ今までのシングル曲に比べるとマイルドなポップソング(むしろアニメソングとしてはこういうのの方が正しい)なのだが、今回はカップリング曲の方が攻めてる! 一連のtrf楽曲カバーの延長線上とも言えるTKマナーを踏襲した陽性レイブ・ミュージック!  ファンの幼女に聴かせようって気、全くないだろこれ。

ほとんど英語詞な上にバウンシーがラップがあるのに、子供の拙さ(メンバーまだ小中学生だからね)を微塵も感じさせないパフォーマンスに脱帽です。

Butterfly Effect[CD+DVD]

Butterfly Effect[CD+DVD]

 

 

新文芸坐にてチャップリン映画『独裁者』と『モダン・タイムズ』を鑑賞。

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チャールズ・チャップリン特集最終日でした。お客さんいっぱいいた。

『独裁者』と『モダン・タイムズ』はどちらも最高傑作と言われている代表作。それぞれ「ナチの独裁政治」と「近代産業」を皮肉った風刺映画として有名だけど、そういうポリティカルなテーマの中でちゃんと人情ドラマやラブロマンスをやるのがチャップリン映画の愛らしいところ。

『独裁者』は初の完全トーキー映画らしくチャップリンが喋る喋る。今まで喋らなかった分、喋りまくる。台詞の言い回しで笑いをとっている部分がいっぱいあって、やはりそういう表現形式の面白さに自覚的な人だったのだなあと。それまでの作品と比べるとやたら制作費がかかってる気がするしカメラワークもかなり大胆に動いていたりして、時の流れを感じる。この前に見た『キッド』の20年後に作られた映画だもんな、そりゃそうか。

『モダン・タイムス』は『独裁者』の4年前に作られた作品。サイレントとトーキーがごっちゃになってて基本的に台詞は喋らないけど終盤でチャーリーが歌を披露している。ボンクラ男が仕事を転々とする内容であり、現在の自分の境遇と重ね合わせると非常に痛い話だ。自分なりの幸せを求め愛する人と旅に出るラストは感動的だけど、そう簡単にはポジティブにはなれんぞ、チャーリー、俺の幸せはどこにあるんだ。名曲「スマイル」は、今のところ俺の人生のバックグランドに流れてはいない。

 

新文芸坐チャップリン特集はこの日で終わり。『黄金狂時代』と『殺人狂時代』も見ておくんだった。

 

Berryz工房の新曲「1億3千万総ダイエット王国」のPVが公開された。

アイドルソングとして最先端すぎやしないだろうか。歌詞、サウンド、PVの全てがちぐはぐ。これが現代アートか。こんなに悪の女幹部感だしてるアイドルグループ他にはいねえぞ!

サウンド的にはPWLっぽいキッチュさと最近のEDMを合わせた感じが新しい。この曲を聴いて真っ先に思い浮かべたのがDivineで、たぶんベリメンが7人全員(キングスライム的な意味で)合体したらDivineみたいになるんじゃないかな。


Divine ..............I'm So Beautiful 1986 - YouTube

とりあえずササキの2014年ハロプロ楽曲大賞暫定1位ということで。