East India Youthの『Total Strife Forever』を聴いた
・目黒シネマで『地下鉄のザジ』と『アメリ』の二本立てを見た。
どちらも初めて見ました。
『アメリ』はなるほど、こりゃ日本であんだけウケたのもわかるよなあというセンスの画作り、小ネタ満載の映画だったのですが、自分にはちょっとそのウケたであろう部分が少々鼻につく感じもありまして、こればっかりは好みの問題なのかな、うん、ササキ向けの映画ではなかった気がします。
お話的に感心できるところはあったんだけど、なんでそこをそんな回りくどく演出しちゃうの、って思うところがいっぱいあったなあ…
・East India Youthの『Total Strife Forever』のCDを買った。
ロンドンのウィリアム・ドイルという青年による一人ユニットのデビュー・アルバム。
すでに本国メディアでは非常に話題になっているようなので買ってみた。ケチらず国内盤。
先行曲を聴いた印象では「トム・ヨークがシンセ・ポップはじめました」みたいな感じだなと思ってたけど、アルバムを通して聴いてみたらそうでもなかった。
ミニマル・テクノ風の曲が多くて、アンビエント、エレクトロニカな曲もあればクラウト・ロックなトラックもありで雑食。
たぶんジェイムス・ブレイク、バスの流れで語られてる人になってると思うけど、その二者に比べるとそこまで洗練されてはいなくて、もっとジャンク。
どの曲にしてもポップで聴きやすいので人気なのもわかるし、今後の可能性も感じる。
最近の英国はこういう若いデヴィッド・ボウイたちの元気が良いので気持ちが弾みます。