カシオのフィルムウォッチ(ペラ)について調べてみた
先日メルカリで見つけた腕時計があまりにもクールなデザインでハイになってしまい、勢い余ってその時計のシリーズのラインナップなどを調べてみました。CASIOのFSシリーズ、通称「PELA(ペラ)」もしくは「Film Watch(フィルムウォッチ)」です。とにかく薄くて軽くて最高の時計なの。
FS-10
1985年に発売された初代「ペラ」。たぶんこれが元祖。軽くて薄くてペラ紙みたいだから「ペラ」なのでしょうか。業界初のミリオンセラーになったらしいですよ。
色違い?が何種かあるのかな?
FS-11
ペラ第2弾? これも最高のデザインだなあ、文字がやけにでかい! 1985年のグッドデザイン賞を受賞しているみたい。
FS-12
FS-11をポップにしたようなこれまたキュートなモデル。縁が緑、青、赤の3カラーを確認。
FS-14
FS-13は確認できなくて(欠番?)14。もうこれなんて完全に玩具屋で売ってるやつじゃん! 絶対ほしい!
FS-20
FS-10を可愛くした感じ。あんまり画像が出てこなかったんでレアなやつかもしれない。
FS-21
こちらはFS-10をソリッドにしたような。時代を感じさせるデザイン。
FS-50
出たよ最狂のデザイン! 液晶の上にある3段のレーンなんなんだよ!(たぶん普通に表示切り替えのスイッチ) 「デジペーパー」という名前らしい。ぜってー手に入れてみせる。
FS-51
FS-50のバリエーションかな。
FS-52
本体とベルトが一体になったような素晴らしいデザイン。集大成感ある。これは1986年のグッドデザイン賞受賞。画像はないけどブラックの他にホワイトがあるっぽい。
FS-53
FS-52のカラバリ。スタイリッシュにすぎる。
FS-54
こちらもFS-52の色違い。きゃわ。
FS-60W
型番に「W」が付いてるのはなぜ。定かではないのですが見た感じ廉価モデルっぽい。いわゆるチープカシオってやつ。
FS-00
おそらくこれ以降の「FS-0X」とついたやつは90年代以降に復刻販売されたモデルなのでは。このFS-00こそが僕がメルカリで買ったものです。「DATE BANK」と書かれている通り、世界時計、電話番号登録、ストップウォッチを搭載した優れもの。
後々いろんなバリエーションが発売されたっぽい。
液晶部分が丸いモデルもあるらしい。
FS-01
シリーズ初のアナログ時計搭載モデル。でもその下にデジタル表示窓が。「DUAL TIME」って刻印されてるしね。バリエーションはいっぱいあるっぽい。
FS-02
珍品。丸い液晶だからデジタルでアナログ時計の針を表示されるのかと思いきや、むりやり数字表示! 下半分にはどんな意味が。
Youtubeに動画があった。何物かが一生懸命動いている…?
FS-03
FS-01と同様、アナログ時計とデジタル時計を両方搭載したモデルですが、こちらは上品なデザイン。
FS-04
ちょっとFS-03と何が違うのかよくわかりませんが、数字表示が斜めになってないってだけ…?
FS-05
アナログ・デジタル両方搭載で縦に長くなってきました。
FS-06
縦長でこの表示の仕方って…え、時間見にくくない???
FS-07
FS-06が見にくいのを反省したのかなんなのか、縦長の液晶にむりやり縦に時間を表示するという、何というかもうそこまでして縦長の本体にする意味ある…? 逆に見にくくない…?的なもうわけわからんことになってる傑作! このデザインが後々のスマートウォッチに大いなる影響を与えるのである(違います)。
FS-08
本当に「もう四角とか縦長とかにこだわる必要、ある…?」と気づいてしまったかどうかは知りませんが、装いをガラリと変え円形で普通の時計らしいシルエットになった、恐らく現在のところのFSシリーズ最終作。普通にオシャレだね。盤面に「PELA」って書いてるのなにげにこれが初。
そんなこんなで
ググって確認できた全ての型番を載っけてみました。個人的に好きなのはやはり今回の記事のきっかけになったFS-00、意味不明なボタン配置のFS-50、現在でも十分通じるデザインのFS-53あたりに大変な魅力を感じます。でもホント、全モデル素晴らしいルックスですよ。全部揃えたい! もしかしたらまだ発見できてないラインナップがあるかも知れませんのでこのページを見て「あれがないじゃん」と思った方、ご一報ください。よろしくお願いします。